南アフリカ観光局は、2008年12月に催される「第58回ミス・ワールド2008」の開催地に、ヨハネスブルグのサントン・コンベンション・センターが選ばれたと発表した。同大会は1992年〜95年と2001年にも、同国サンシティで開催されており、南アフリカで開催するのは今年で6回目となる。
1951年、ロンドンからスタートしたミス・ワールド(http://www.missworld.com)は、世界各地で毎年開催され、200カ国以上で中継される国際的な美女コンテスト。同大会では、ミス・ワールド予選を通過した各国代表が集結し、水着コンテストや体力テストなどの選抜プログラムをはじめ、パーティー、舞踏会、奉仕活動を1ヶ月に渡って行い“世界一の美女”を決定する。また本大会には日本代表の久保寺瑞紀さんが出場する予定となっている。
なお「ミス・ワールド2008」は当初、ウクライナ首都キエフでの開催が予定されていたが、近隣諸国である南オセティアの情勢を考慮した結果、開催地を南アフリカへ移すことが決議された。
こうした国際イベントの誘致は、南アフリカにおける地域活性化および観光促進をもたらすと同時に、経済を下支えする重要産業となっている。南アフリカ政府は“2011年 気候変動議会”、“2012年 国際自然保護連合会議”、“2015年 プレジデンツ・ゴルフトーナメント”など、2010年サッカーW杯以降も引き続き、国際イベントや会議の誘致・開催に積極的に取り組んでいく。