South Africa

もっと知りたい南アフリカの魅力

地球上で最大の魚群「サーディンラン」 イワシが織りなす海中スペクタクル

クワズールー・ナタール州東沿岸のインド洋沖合には、毎年6〜7月に南極水域から30日以上をかけて一斉に北上するイワシの大群がやってきます。10億匹にもおよぶイワシが織りなすこの自然現象がサーディンラン。そして銀色に光るイワシ大群を目がけて、お腹を空かせたイルカやクジラなどの海洋哺乳類やサメ、カツオドリなどの海鳥が襲いかかり、壮大な海中スペクタクルが繰り広げられます。

サーディンランはハーマナスでのホエール・ウォッチングやナマクワランドで一斉に咲き誇るワイルドフラワーなどと並んで、限定された季節にしか観察できない南アフリカでも指折りの自然現象として世界中の旅行者の人気を集めています。

南半球の冬にイワシの大群がクワズールー・ナタール州の沿岸部にやってくる理由は今だに謎のまま。毎年5月頃になると小振りの無数のイワシは南アフリカ東沿岸を流れる暖かい海流を目指して片道旅行へと発ち、インド洋沿いの海岸線を銀色に染め、7月の終わる頃には突如として青い海中のどこかへと消え去っていきます。

多くの場合、イワシの大群は海岸に沿って数キロにもおよぶ規模へと増殖。そして海上と海中の双方からは、捕食者たちの一団が餌を求めてイワシの大群に襲いかかります。クロヘリメジロザメ、カマストガリザメなどの大群は、ごちそうを目当てにキラキラ光るイワシの道筋を追いかけます。これにアシカやザトウクジラ、ミンククジラ、イルカといった海洋哺乳類動物にシャッドやガリック、ニベなどの魚群も加わり、帯状に連なるイワシの大群への激しい追跡をくり返し、最後にはぱくりと口を開けて捕食します。

イルカたちはイワシを追い詰めながら“バイトボールズ”と呼ばれる魚群を形成するという捕獲戦略を賢く操ります。イルカたちは一丸となってイワシの大群の下をぐるぐると泳ぎ回って“バイトボール”を水面へと追いやります。イワシが水面に近づいてくると、今度は空から海鳥が海面へと急降下を開始。ケープシロカツオドリや鵜、アジサシ、カモメなどがまるで爆弾のように容赦ない空中攻撃を展開します。海岸線のほど近くでイワシが泳ぐ地域では、地元の人々も自分たちの取り分を確保しようと釣りにいそしみます。

未だ説明のつかないミステリーでもあるサーディンラン。陸・海・空の自然界の生物が繰り広げる一大スペクタクルは一生に一度は体験したい海中アドベンチャーとして人気を集めており、世界各国からの旅行者が海岸やボートデッキから、シュノーケリングで海にもぐって、サーディンランを満喫しています。

ご存知でしたか?

イワシの大群が織りなすサーディンランの規模は長さ15キロ、幅4キロ、深さ40メートルにもなると言われています。

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