South Africa

もっと知りたい南アフリカの魅力

双眼鏡なしで楽しめる リトルファイブ・サファリ

南アフリカでのサファリ体験の醍醐味と言えば、やはり大型野生動物のゾウ・ライオン・ヒョウ・サイ・バッファローで構成される「ビッグファイブ」との出会いですが、ビッグファイブを全て制覇した後は、ちょっと奇抜な「リトルファイブ」と称されるヒョウモンガメ(レパードトータス)、ウシハタオリドリ(バッファローウィーバー)、カブトムシ(ライノービートル)、ハネジネズミ(エレファントシュリュー)、アリジゴク(アントライオン)との出会いを求めるサファリに挑戦してみてはいかがでしょうか。

リトルファイブ・サファリの主な目的は、ブッシュの中に隠された魅力に興味を抱いてもらうこと。最も興味深い生き物は必ずしも毛を纏った大型動物とは限りません。

リトルファイブの中で、「強さ」の観点から最も印象的なのは頭部に角を生やしたカブトムシ。角の長さはヒトの親指ほどですが、カブトムシ自身の体重の850倍にものぼる重量を持ち上げる強靭さを誇るとされ、大きさに比例した強さでは地球上最強の生き物となります。丸太の下や深いやぶの中に潜んでいるカブトムシですが、重量挙げのシーンは強敵とのバトルの際にしか目にすることができませんのであしからず。

次にリトルファイブの中で最もだらしないとされるのはアカハシウシハタオリドリ。色鮮やかな赤いクチバシと黒っぽい羽毛に身を包んだこの鳥は南アフリカの北部に生息しています。共同の巣で生活するのを好むのですが、この共同巣はお世辞にも機織り状のものとは言えず、小枝を寄せ集めただけの乱雑なシロモノで、ゴミとして集積された小枝と間違ってしまうほど。

最も変わり者で醜いとされているのはアリジゴク。幼虫時をずっと地面下で過ごす昆虫で、砂地に逆円錐形にくぼんだ罠を張ってアリやシロアリを捕らえながら、ウスバカゲロウへと成長していきます。

リトルファイブの中で最も大きいのはヒョウモンガメ。南アフリカ各地で観察することができます。これまでで最大の重量を記録したものは43kgとなっています。

最後に最も可愛らしいのは小動物のハネジネズミ。まるでゾウのような長い鼻を持つことから英語ではエレファントシュリューと称されています。鼻をヒクヒクと動かす仕草と円らな瞳が可愛いと評判のハネジネズミは、鼻を用いながら地面に落ちた葉の下から昆虫探しを始める日没後が観察できるチャンスです。

ご存知でしたか?

東ケープ州のアッドーエレファント公園で記録された過去最大重量のヒョウモンガメは、小型自動車を動かしてしまうほどのパワーの持ち主です。

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