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ネルソン・マンデラ生誕100周年
7月18日はネルソン・マンデラ国際デー

国民から親しみを込めて「マディバ」と呼ばれていたネルソン・ホリシャシャ・マンデラ氏は、1918年7月18日東ケープ州のムベゾという農村に生まれました。のちに反アパルトヘイト政策を訴える熱心な活動家となった彼は、自由のための不断の闘争と人種間の融和の実現にむけてその後の人生の大半を費やすことになります。

25歳の時、当時反アパルトヘイトの中心的組織であったアフリカ民族会議(ANC)に参加し、ANC青年同盟の創立にも参画。1952年には同志の活動家オリバー・タンボと共に、南アフリカで初となる黒人による法律事務所を設立しました。

1960年ANCが非合法化されたことを受けて、マンデラ氏は1962年に逮捕され懲役5年の刑が申し渡されます。しかし、2年後の1964年に国家反逆罪で終身刑の宣告を受け、その後27年間にもおよぶ獄中生活を強いられることとなります。そのうちの18年間は、ケープタウン沖に浮かぶロベン島の刑務所に収監されていましたが、現在ロベン島はユネスコの世界遺産に登録されています。

1980年代に入って反アパルトヘイト運動が激化した南アフリカは、国際社会から孤立していきます。そんな中、1989年に南アフリカ大統領に就任したデクラーク氏がアパルトヘイト撤廃を決断。収監中も意志を貫き通したマンデラ氏は1990年2月11日に釈放され、翌年ついにアパルトヘイト政策が撤廃されます。1994年には全人種が参加した南アフリカ初となる民主的な選挙が行われ、ネルソン・マンデラ氏は初の黒人の大統領に就任。1994年から1999年の1期5年間の大統領職を勤め上げ、バラバラになりつつあった南アフリカという国における彼の和解と融和の信条が世界各地で知られることとなりました。

また、マンデラ氏は1993年アパルトヘイト撤廃に尽力した功績からデクラーク氏と2人揃ってノーベル平和賞を受賞。また、生前「子供をいかに育てていくのか、ということほど社会にとって重要な課題はない。」という言葉を残しているマンデラ氏は、子供たちに対する無限の愛情を表す上で、アフリカに暮らす子供たちの生活の向上をサポートするネルソン・マンデラ児童基金を創設しました。

2013年12月5日、南アフリカの偉大な人道活動家ネルソン・マンデラ氏は、ヨハネスブルグのハウトンにある自宅で家族に見守られながら95年の生涯を閉じました。

不屈の精神と融和を信条とする姿勢、そして謙虚さと思いやりを併せ持ったマンデラ氏は、2018年南アフリカ共和国が民主化24周年を迎える現在も、世界各国で称賛され尊敬を集め続けています。

また、民主化した南アフリカの父として、時折いたずらっ子のような笑顔を見せる大統領として、熱烈なスポーツファンとして、南アフリカ国民みんなが大好きだったおじいちゃんとして親しまれてきたマンデラ氏は、亡くなられた今もなお多くの敬愛を集めています。誰に対しても平等に接する彼の寛容な人柄は、これからも決して忘れられることはありません。

マンデラ氏が遺してくれた偉大なる勇気とインスピレーションは、南アフリカと世界の人々の心に宿り続けて行くことでしょう。

マンデラ氏は95歳の生涯のうち、67年間を南アフリカの自由と平和のために、人権と社会的正義を求める闘争に捧げました。そして2010年、国連は7月18日をネルソン・マンデラ国際デーとして制定。彼の生涯における偉業を称え、「67」分間誰かのために行動を起こそうと呼びかけました。マンデラ氏は「世界を、そこで暮らす全ての人々にとってより良い場所にできるかどうかは、あなた方次第だ」と言っています。国連とネルソン・マンデラ財団は、世界中の一人ひとりに、7月18日に「67」分間だけで良いから、誰かのためにあなたの時間を使って欲しいと、社会奉仕を行うことを提唱しています。

◆ご存知ですか?

1989年、マンデラ氏は獄中での最終月に南アフリカ大学より法学士号を取得しました。

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